2016年結成の男女デュオによるサブ・ポップ移籍第1弾アルバム。聴く者をウキウキさせるメロディーを閃かせながら、全11曲を28分で駆け抜けるパンク・ロックはラモーンズを連想させるが、そのローファイっぷりがモダン・ラヴァーズやヨ・ラ・テンゴに喩えられてきたという。なかにはビーチ・ボーイズっぽい曲も。それでいてウェールズ出身ってところがおもしろい。
ザ・バグ・クラブ(The Bug Club)『On The Intricate Inner Workings Of The System』ヨ・ラ・テンゴのようなラモーンズ? 11曲を28分で駆け抜けるパンク
