EDMをポップ・シーンのメインストリームにまで押し上げた功労者による9年ぶりとなる3作目。華美なアレンジは削ぎ落とし、持ち味である美しいメロディーを活かした多彩な楽曲が並ぶ。冒頭を飾る“Out Of Time”のイントロは一聴して彼のものとわかるし、中盤の“Lucky”などのミディアムではシンプルなアレンジゆえにメロディーの美しさがよりいっそう引き立っている。