“幾億光年”の大ヒットで2024年の顔の一組となったOmoinotakeの新作は、タイアップ楽曲の多さからもその勢いが伝わってくる。華やかなホーンやストリングスと、モダンなビート・ミュージックの要素を掛け合わせ、ドラマチックに仕上げられた楽曲の数々は、同郷のOfficial髭男dismと共に2020年代のJ-Popを更新するものであり、3曲でアレンジを手掛けるCRCK/LCKS・象眠舎の小西遼の仕事も見逃せない。さらには藤井怜央とSEVENTEENのジョンハンが声を重ねるミディアム・バラード“Better Half -Japanese ver.-”も収録し、この先のグローバルな展開も大いに期待される。