タワーレコード渋谷店の企画〈塔音渋谷『香港音市』〉がスタートする。
2025年、注目すべき香港音楽の魅力を日本に届けるために、タワーレコード渋谷店と香港のアーティストたちがタッグを組んだ新たな取り組みがスタートする。その第1弾として、同店7階に〈塔音渋谷『香港音市』〉の特設コーナーが開設される。時代やジャンルにとらわれない包括的なキュレーションのもと、香港アーティストたちのフィジカル作品を、CDを中心に多数取り揃えて、香港音楽の魅力を幅広く紹介する。
同店とともに香港音楽の振興を推進する各企画の総合プロデューサーは、香港のシンガーソングライター、ケンディ・スウェン(Kendy Suen)が務める。
また香港音楽をテーマにした魅力的なイベントも開催される予定で、キックオフイベントとして同店5Fのイベントスペースでケンディ・スウェンによるアコースティックライブが開催される。今回は、香港で活躍する日本人作曲家・波多野裕介とのデュオ編成でのパフォーマンス。同店7Fで無料観覧券を手に入れて、香港 × 日本の音楽的コラボレーションが織りなす特別な時間をぜひ体感しよう。
なおタワレコ渋谷店は、台湾の音楽を紹介するイベント〈塔音渋谷『台湾音市』音楽祭〉や特設コーナーの設置にも取り組んでいる。アジア各地の音楽に触れられる場なので、同店をぜひ訪れてほしい。
INFORMATION
①塔音渋谷『香港音市』特設コーナー
日程:2025年4月16日(水)~
場所:タワーレコード渋谷店7階
②塔音渋谷『香港音市』キックオフイベント
日時:2025年4月26日(土)15:00スタート
場所:タワーレコード渋谷店5階イベントスペース
内容:Kendy Suen アコースティクライブ(観覧無料)
出演:Kendy Suen&波多野裕介
タワーレコード渋谷店7Fにて座席番号入りの無料観覧券を先着で配布いたします。
※イベント内容や参加方法は都合により変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください
※無料観覧券の座席番号は先着順となります。数に限りがございますので、あらかじめご了承ください
※無料観覧券をお持ちの方は当日、指定された座席にご着席ください
※無料観覧券はお1人様2枚までの配布となります。連番でも座席が離れる場合がございます
※無料観覧券の配布が終了した場合、当日、立ち見スペースを開放いたします。立ち見スペースには限りがございます。当日の混雑状況によりご覧いただけない場合もございますのであらかじめご了承ください
詳細:https://towershibuya.jp/2025/04/18/210380
PROFILE: KENDY SUEN
香港のシンガーソングライター。自身の音楽プロジェクトではセルフプロデュースをおこない、中国書道も通じて自身の心を表現するなど音楽の枠内に留まらない多彩な活動を展開している。2021年に初のソロEP『無名序』をヴァイナルとカセットでリリース。2023年にはEP『Pi(π)』を発表し、斬新なサウンドプロダクションを提示した。また同年3月にリリースしたシングル“白眉(やよいmix)”では日本語詞に挑戦し、リリースからわずか1ヶ月で3万回以上の再生を記録した。2024年には楽曲“維納斯的誕生(ヴィーナスの誕生)”をテーマにしたアート展をキュレーション。7人の香港のビジュアルアーティストとコラボレーションし、それぞれのスタイルでヴィーナスを再解釈した作品を展示する、音楽とアートによるインスタレーションを実施した。さらに同年、沖縄で開催された音楽フェス 〈INSPIRATION OKINAWA 2024〉に出演するなど近年は活動の場を世界へと広げ、同世代のミュージシャンたちと積極的にコラボレーションを行っている。
PROFILE: 波多野裕介
香港のポップ音楽シーンおよび映画音楽界で10年以上にわたり活躍する作曲家。31歳のときに〈香港電影金像奨〉において日本人として最年少でノミネートされ、受賞を果たす。長年にわたり複数の国で生活してきた経験から彼の音楽スタイルには多文化的な背景が色濃く反映されている。クラシックやジャズ、現代音楽、エレクトロニックなど幅広いジャンルに対応し、多様な音楽性を備える。近年は香港や中国本土、日本各地でオリジナル楽曲の演奏活動を積極的におこない、ジャンルの枠を超えた音楽の融合を通じて新たなサウンドと可能性を切り拓いている。