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TechnicsがDJカルチャーを作ってきた

12歳という史上最年少で〈DMC〉のワールドチャンピオンに輝いたDJ RENA。現在21歳の彼はスキルを向上させ、世界を舞台に活躍している。3歳の頃からヒップホップダンスを踊っていたRENAがスクラッチを知ったのは、DJプレミアの曲だった。9歳の頃にダンスのイベントで実際にスクラッチとビートジャグリングをしているDJの姿を見て、やってみたいと思ったそうだ。

DJ RENA「親父がディスコDJをしていたので、家にTechnicsのターンテーブルがあったんです。それを借りて、YouTubeで〈DMC〉の動画をひたすら見て練習しました。KENTAROさんの2001年の動画を初めて見たとき、縦フェーダーを連続で動かす技をやられていたんです。それを自分でもやりたいと思い、何度も爪が割れたりしながら練習したこともあります。

Technicsのターンテーブルは生活において必要不可欠というか、それがなければ僕はDJをやっていないです。TechnicsがDJのカルチャーを作ってきたし、このカルチャーの生みの親だと思っています」

RENAもSeratoを使用してプレイしているが、アナログとデジタルではどう違うのか聞いてみた。

DJ RENA「アナログ盤は生の音なので、DVSとは低音やスクラッチの音などが全然違います。ただDVSはエフェクトやいろいろな機能のボタンも使えるので、自由度の面でいえば優れていると言えます」

DJ RENAのターンテーブルとDJミキサー

母がバトルDJだったという現役高校生のDJ SORAが、初めて〈DMC〉の大会を見に行ったのは小学生の頃。そのとき大会に初出場した母の姿に感銘を受け〈やってみたい〉と思い、自宅にあったターンテーブルを借りてDJの練習を始めたそうだ。

DJ SORA「母に基本的なことを教わりながら、YouTubeで動画を探して練習していました。気づいた頃には家にTechnicsのターンテーブルがあったので、私にとっては本当に身近な存在です。

私もSeratoを使っていますが、バトルDJはアナログレコードを使ってやるイメージがあります。アナログだとCUEボタンで位置を飛ばしたりできないので、DJのスキルが露骨に出てしまうんですが、会場で聴いたときの臨場感や盛り上がりは全然違います。デジタルでもアナログでもバトルDJにはターンテーブルのスキルが必要なので、私にとっても必要不可欠なものです」

DJ SORAのターンテーブルとDJミキサー