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夏のような秋をオーレのように爽やかに吹き抜ける、ウェストコースト・マナーの最近の名品たち

ASPEN CREEK 『Tomorrow Take You Home』 Aspen Creek/Pヴァイン(2024)

スウェーデンのヨーコブ・ボールンハナによるプロジェクトの初アルバム。ラース・サフスントの歌唱をメインにヴェテランのマイケル・ラフも交えてUS西海岸への憧れが爽やかに表現されている。“Tomorrow's Girl”にはオーレ・ブールドが客演!

 

BAUN 『Beginnings』 Pヴァイン(2025)

デンマークはコペンハーゲン出身のジャズ/ソウル・アーティストが発表した初のアルバム。ビートルズやスティーヴィー・ワンダー、EW&Fらの影響を端正な歌とピアノ中心に聴かせ、オーレの『Soul Letter』に通じる味わい深さもある。

 

MILES 『Yesterday, USA』 Miles Music/Pヴァイン(2025)

初作『Riding The Wave』(2022年)で発見された際はオーレの登場時ばりに絶賛を浴びた、ロンドンの新世代シンガー/ギタリスト。この2作目も憧れのスタイルに則ってアダルトなAOR〜ヨット・ロックを芳醇かつスマートに響かせた傑作だ。

 

WOODBEEZ 『Pony Love』 Pヴァイン(2025)

ドイツで映画音楽を手掛ける作曲家、リッチー・シュターリンガーによるバンド・プロジェクトのファースト・アルバム。往年のウェストコースト・サウンドへの愛着を真正面から表現したカリフォルニア色のAORが満載されている。

 

RYDHOLM SÄFSUND 『Kaleidoscope』 GodisPåScen(2024)

別掲のアスペン・クリーク作で歌うサフサンドがアンダース・リドホルムと組んだコンビでの爽快作。もともとメロディック・ハード畑の両者がそのセンスをAORに寄せてTOTOらに通じる粋な世界を聴かせており、そんな出自も含めてオーレと重なる。

 

CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT 『CWF3』 ソニー(2024)

ビル・チャンプリンとジョセフ・ウィリアムス(TOTO)がスウェーデンのピーター・フリーステットと組んだユニットの3作目。チャンプリンとは元シカゴ仲間でもあるジェイソン・シェフを迎えたコンテンポラリーな世界は当然オーレとも直結する。 *轟ひろみ