アトランタ発のガレージ・バンドによる11枚目のアルバムは、ローファイかつサイケデリックな音像が新鮮だ。山地で録音された環境も手伝い、自由闊達な歌声と演奏を楽しめる。60年代の文化や音楽から影響を受けつつ、オモチャ箱をひっくり返したようなガチャガチャ感や無垢な遊び心も満載。次はどんな曲が来るのかとワクワクしながら聴き終えた。リピート必至の中毒作。