合唱のアクサンチュスを率いて一時代を築いたエキルベイが指揮したラモー、パーセル、パッヘルベル、ヴィヴァルディ、ヘンデル、バッハ、モーツァルトの名曲集。選曲の主題は〈映画のバックミュージック〉でキューブリック監督作品や「セブン」「新世紀エヴァンゲリオン」「プライドと偏見」などホラー、コメディ、恋愛など多岐ジャンルの映画を引き立てた作品を取り上げている。古楽から古典音楽の新鮮な名曲集としてハイレベルな仕上がりであり、例えるならば2001年録音のアントニーニ指揮による過激なバロック名曲集のロングセラー『ムジカ・バロッカ』とは対極の優美でよく歌う解釈が心地よい。