タワーレコードの新ライブシリーズ〈TOWER RECORDS “NO MUSIC, NO LIFE.” presents UNFRAMED〉の福岡公演が、2026年11月20日(金)にZepp Fukuokaで開催される。大盛況だった札幌公演に続く今回のライブには、10-FEET、MAN WITH A MISSION、ジ・エンプティという強力な3組が登場する。そんな福岡公演の見どころをライターの伊藤美咲に綴ってもらった。 *Mikiki編集部
キャリアも出自も異なる3組が福岡に集結
1996年にタワーレコードのコーポレートボイス(広告キャンペーン)として生まれた〈NO MUSIC, NO LIFE.〉。その誕生30周年を記念したライブシリーズ〈TOWER RECORDS “NO MUSIC, NO LIFE.” presents UNFRAMED — 30th Anniversary Live Series —〉が、10月4日に開催されたZepp Sapporo公演で幕を開けた。次なる舞台は、11月20日のZepp Fukuokaだ。
〈UNFRAMED〉の名には、ジャンルや世代といったあらゆる〈枠〉を越えて音楽好きに特別なライブを届けたい、という思いが込められている。福岡公演のラインナップも、まさにその趣旨を体現するものだ。京都を拠点に日本屈指のライブバンドとして活躍する10-FEET、世界を舞台に戦うMAN WITH A MISSION、そしてオープニングアクトを務める福岡・久留米発のジ・エンプティ、キャリアも出自も異なる3組が福岡で一堂に会して特別な夜を作り上げる。ここからは、出演する3バンドのライブの見どころなどを紹介していこう。

10-FEET流のビートとアンセムでZepp Fukuokaを大きく揺らす
まず紹介するのは、TAKUMA(ボーカル/ギター)、NAOKI(ベース/ボーカル)、KOUICHI(ドラムス/コーラス)による3ピースバンド10-FEET。パンク、ハードコア、レゲエ、ヒップホップなどをブレンドした独自の音楽性が持ち味で、その自由な発想と力強いバンドアンサンブルで幅広い世代を惹きつけてやまない存在である。
そんな彼らを象徴する楽曲が、映画「THE FIRST SLAM DUNK」のエンディング主題歌として書き下ろされた“第ゼロ感”だ。パンク由来の疾走感に、4つ打ちのビートが生むダンサブルな高揚感を重ねたこのキラーチューンは、ストリーミングでの累積再生数が4億回を突破。10-FEET史上最大のヒット曲となった“第ゼロ感”を引っさげて、バンドは2023年の「NHK紅白歌合戦」の舞台にも立った。
10月5日に配信された最新曲“Fortress Defense”は、TVアニメ「アオアシ Season2」第1クールのオープニングテーマとして、まさにいま大きな注目を集めている。サッカーを題材にした本曲でも4つ打ちを取り入れているが、使い方は“第ゼロ感”とは異なる。冒頭から終盤まで一気に駆け抜けながら、サビではグルーヴを効かせてメロディとリズムに緩急をつけ、熱量のなかにクールな質感を忍ばせている。同じ4つ打ちでも違う表情を見せられるところに、10-FEETの引き出しの多さが表れている。
この2曲のように、3人だけの音で曲の躍動感を表現しきっているのが10-FEETの最大の強みだ。音源だけでも身体が自然に動いてしまうビートを、Zepp Fukuokaにて生で体感するとどうなるのか。想像するだけで楽しみになる。もちろん、“その向こうへ”“RIVER”“goes on”といったライブアンセムでは思いっきりシンガロングしたい。
毎年夏に恒例となっている野外フェス〈京都大作戦〉を主催するなど、10-FEETは場の空気を作ることに長けたバンドでもある。結成30年を目前にしてなお更新される音楽への熱量を、ぜひ福岡で体感してほしい。

MAN WITH A MISSIONはTAKUMAとのコラボにも期待
続くMAN WITH A MISSIONは、頭はオオカミ、身体は人間という究極の生命体5匹によって結成されたロックバンド。ギターリフ、ラップ、電子音、DJが一体となったミクスチャーロックを武器に、2010年のデビュー以来、ライブシーンで実力をつけつつアニメやドラマの主題歌を手がけるなど、老若男女問わず広く親しまれている。
彼らのライブの定番曲として最も有名なのは、やはり“FLY AGAIN”だろう。前述した彼らの武器となる要素をすべて凝縮したミクスチャーナンバーで、2011年のリリース当時から現在まで、ワンマンだけでなくフェスでもオーディエンス全員を沸かせるパワーを内包したアンセムだ。2019年にはアップデートした“FLY AGAIN 2019”を発表するなど、今もライブで成長を続けている人気曲なだけに、今回はどんな熱狂を生むのか気になるところ。
また、結成15周年の2025年に配信された“REACHING FOR THE SKY”もバンドの魅力が詰まった1曲。前のめりなギターリフと地を這うようにうねるベースが疾走するオルタナティブロックなサウンドに乗せて、Jean-Ken Johnny(ギター/ボーカル/ラップ)がラップで畳みかけ、サビではTokyo Tanaka(ボーカル)の激唱とともに一気に視界が開けていく。バンドの新たな節目を告げる曲であり、ライブでは5匹と観客の想いをひとつにする重要なナンバーだ。
今年8月に配信された“ONE”は、テクノストンプで幕を開け、推進力のあるリズム隊にラップとギターリフ、伸びやかなボーカル、そしてDJスクラッチが次々と絡んでいく。5匹それぞれの持ち場がきちんと音として見える楽曲なだけに、新たなライブアンセムとしてこの先も定着していくに違いない。
そして、10-FEETとMAN WITH A MISSIONが相まみえるということは、期待せずにいられないのが“database feat.TAKUMA (10-FEET)”の披露だ。TAKUMAが作詞とボーカルで参加したエレクトロニコアな曲は、重厚なギターリフとタイトなリズムが絡み合い、ラップとボーカルが交錯しながら一気に突き進む。ミクスチャーの旨みを知り尽くした2組だからこそ生まれた、熱量の高い共演曲だ。

ジ・エンプティの汗と涙が詰まった青春ソングをともに歌おう
10-FEETとMAN WITH A MISSIONの縁が交わる夜に、地元福岡は久留米のジ・エンプティが一番手としてこの日のライブに火をつける。青春ロックをとにかくまっすぐに歌い鳴らす彼らのライブは、メンバー4人だけでなく観客も参加して作り上げていく一体感が売りだ。
シンバルの4カウントから威勢よくスタートする甘酸っぱい青春ナンバー“テイクミ―アウトや聴く者の心を奮い立たせるメッセージソング“覚醒少女”、切ないメロディーと飾らない言葉で涙を誘う“さよなら涙”と、いずれもサビでは声を張り上げて合唱したくなる曲ばかり。オープニングアクトだからといってテンションを抑えている余裕はない。ジ・エンプティの汗と涙が詰まった青春ソングをともに歌い上げてもらいたい。
あらゆる〈枠〉を越えて音楽好きが集う〈UNFRAMED〉福岡公演、ぜひ開演から見届けてほしい。
LIVE INFORMATION
TOWER RECORDS “NO MUSIC, NO LIFE.” presents UNFRAMED
— 30th Anniversary Live Series —
2026年11月20日(金)福岡 Zepp Fukuoka
開場/開演:17:30/18:30
出演:10-FEET/MAN WITH A MISSION/ジ・エンプティ(O.A.)
■チケット
1F全自由(整理番号付き):5,500円(税込)
2F指定席:6,500円(税込)
※ドリンク代別
※6歳以上有料
問い合わせ:キョードー西日本:0570-09-2424(月~土 11:00~15:00) ※祝日を除く
2027年1月24日(日)大阪・桜島 Zepp Osaka Bayside
出演者:後日発表
2027年2月21日(日)東京・羽田 Zepp Haneda (TOKYO)
出演者:後日発表
※その他の公演については、後日詳細を発表します
〈UNFRAMED〉特設サイト:https://nomusicnolife.jp/special/unframed2026/
PROFILE: 10-FEET
TAKUMA(ボーカル/ギター)、NAOKI(ベース/ボーカル)、KOUICHI(ドラムス/コーラス)からなる地元京都を拠点に活動する3ピースロックバンド。多種多様な音楽性は、パンク、ハードコア、ヘヴィメタル、レゲエ、ヒップホップ、ギターポップ等のジャンルを10-FEET流に取り入れ、幅広い独自のものを確立している。また、ライブハウス、ホール、アリーナ、フェス等、全国各地で繰り広げられる精力的なライブ活動をはじめ、その迫力満載のライブパフォーマンス、人間味溢れる深いメッセージが込められた歌詞、笑顔を誘い出すキャラクターで常に話題を振りまいている。映画「THE FIRST SLAM DUNK」エンディング主題歌“第ゼロ感”を含む9thアルバムを2022年12月にリリースし、2023年1月から11月まで全56本(国内55本+韓国1本)のツアーを敢行。“第ゼロ感”はバンド史上初めてストリーミング再生4億回を超え、国内だけにとどまらず、海外でも盛り上がりを見せている。2023年末には「第74回NHK紅白歌合戦」にも出演。京都府文化観光大使も務める。アニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」第2クールオープニング主題歌“スパートシンドローマー”、Daigasグループ創業120周年記念CMソング“我主我主我主〜Oh!Soccer!〜”、映画「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」主題歌“壊れて消えるまで”を収録した22ndシングルを2026年3月18日に発売。バンド結成30年を目前に迎えた現在もピークを更新しながら、まだまだ進化中で突っ走っている。地元京都で主催している野外フェス〈京都大作戦〉は、初年度となる予定だった2007年は台風の接近により中止となったが、以降夏の始まりの風物詩として根付いている。天候トラブルや新型コロナウイルスの影響により中止となってしまった年もあるが、15年以上にわたり毎年チケットが完売するほど多くの人から愛されている。
PROFILE: MAN WITH A MISSION
頭はオオカミ、身体は人間という究極の生命体5匹からなるロックバンド。2010年に突如音楽シーンに登場して以来、圧倒的なライブパフォーマンスを武器に快進撃を続け、数多くのテレビCM、アニメ、ドラマ、映画の主題歌を担当。幅広い世代から支持を集めている。日本国内にとどまらず、北米・ヨーロッパ・アジアなど世界各国で精力的にライブ活動を展開。海外フェスへの出演やワールドツアーを重ね、グローバルに活躍するロックバンドとして確固たる存在感を放っている。2023年にはシンガーソングライターmiletとのコラボレーション楽曲“絆ノ奇跡”“コイコガレ”で、テレビアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」の主題歌を担当し、大きな話題を呼んだ。2025年には結成15周年を記念した全国ツアー〈MAN WITH A “15th” MISSION PLAY WHAT U WANT TOUR 2025〉を開催し、全公演ソールドアウトを記録。2026年には北米・ヨーロッパに加え、自身初となる南米ツアーを敢行。さらに8月から3か月連続の新曲配信と10月にニューシングルをリリースすることを発表するなど、その勢いは加速し続けている。世界を舞台に躍動する、唯一無二のモンスターロックバンド。
PROFILE: ジ・エンプティ
福岡県久留米発、4人組青春ロックバンド。メンバーは、ハルモトヒナ(ボーカル)、トクナガシンノスケ(ギター)、クガケンノスケ(ベース)、カワカミタイキ(ドラムス)。ありのままを綴ったまっすぐな歌詞と、圧倒的なライブパフォーマンスで未来を明るく照らし出してくれる。若者たちの心を掴む、新世代の青春応援歌。
〈UNFRAMED〉について

30周年を迎えた〈NO MUSIC, NO LIFE.〉が仕掛ける、新たなライブシリーズ〈UNFRAMED〉。これまで、さまざまな形で〈音楽のある暮らしの豊かさ〉を発信し続けてきたタワーレコードが、今度は生のライブ空間でその想いを形にします。ロック、ポップス、R&B、ヒップホップ――。あらゆる枠(フレーム)を越え、すべてのMusic Loversへ贈る、特別なライブをお届けします。
■〈NO MUSIC, NO LIFE.〉公式サイト・SNS
公式サイト:https://nomusicnolife.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/tower_nmnl/
X:https://twitter.com/TOWER_NMNL