COLUMN

MIA MARTINA 『Mia Martina』―カナダからのセクシーでダンサブルな風、ふたたび!!

【COLOUR ME POP ホット・ガールズ2014】 Part.3

COLOUR ME POP
[ 緊急ワイド ]ホット・ガールズ2014

さまざまなフィールドからポップな女性アーティストたちが大集結! 
彼女たちがいるから、冬の寒さも気にしてなんかいられないっ!!

 



MIA MARTINA

 

 ルーマニアのハウスDJ、エドワード・マヤが生んだ“Stereo Love”(2009年)のカナダ版リミックスにて注目され、自身のソロ・デビュー・シングル“Latin Moon”(2011年)もゴールド・ディスクに輝いて一躍脚光を浴びたカナダのミア・マルティナ。そこからバルカン・ガール系の“Burning”などのダンス・ヒットが続き、ファースト・アルバム『Devotion』が日本でもリリースされたが、同時期にはアレクサンドラ・スタン“Mr. Saxobeat”の大ヒットもあり、エレーナインナユーロダンス美女が丸ごと注目された時期もあった。 

MIA MARTINA Mia Martina CP/Manhattan/LEXINGTON(2014)

 ただ、ミア本来のヴィジョンはそうしたダンス・ディーヴァ路線にのみあったわけではない。2013年最初のリリースだった“Heartbreaker”はライアン&ダン・コワルスキーのコンビによるEDM影響下のトラックだったが、続いての“La La...”はジェニファー・ロペスシャキーラのアッパー・モードにも通じるラテン風味のビッグ・チューンだったし、デヴをフィーチャーしたソリッドで妖艶な“Danse”もブチ上げ一辺倒にならない出来映えだったし、いずれもミア本人がソングライティングを主導するなど創作に取り組むテンションも以前とは大きく異なっていたようだ。そしていよいよ完成された2枚目のアルバム『Mia Martina』は、自身の名前を冠したタイトルの通り、デビュー当初のイメージのみに囚われないミア自身の意志が表に出されている。

 トライバルな“Global Celebration”をアーサー・マッカーサードレイクウィズ・カリファ他)が、情熱的なアーバン・ポップ“Damn”をグッドウィル&MGiカイリー・ミノーグトゥイスタEXO他)らが担っているように、全体の構成はUSアーバン寄りの曲とダンス・トラックが入り交じる、リアーナらの作品に近い雰囲気なのだ。“Beast”にはワカ・フロッカ・フレイムをフィーチャーし、アンビエント調の“I Don't Love You Anymore”ではウィークエンドの音参謀を務める旧知のジェイソン“ダヒーラ”クエネヴィルと再会。セクシャルな躍動とスムースな歌心が良い感じで入り交じった本作は、彼女の印象をポップに更新するだろう。

 

▼関連盤を紹介

左から、ミア・マルティナの2011年作の日本仕様盤『Devotion(Japan Bonus Edition)』(CP/Manhattan/LEXINGTON)、デヴの2011年作『The Night The Sun Came Up』(Republic)、ワカ・フロッカ・フレイムの2012年作『Triple F Life: Friends Fans & Family』(Brick Squad Monopoly/Atlantic)、ウィークエンドの2013年作『Kiss Land』(XO/Republic)
※ジャケットをクリックするとTOWER RECORDS ONLINEにジャンプ

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