音楽的な情報量が非常に多いので、何から言うべきかを整理するのに結構時間がかかっております……。バイオグラフィー(昨年発表したシングルの際に公表)によると、未来から来たインダストリアル・ミュージックを作るロボットだというHI-BA-RIが、TERMINAL EXPLOSIONよりリリースした新シングル“TOKYO”がとにかくぶっ飛んでいる!
ツー・バスっぽいマシンガン・ビートをバックに、マイナー調のサルサなメロディーと冷たく無機質なボカロ、ゴシック風味の音が躍るインダストリアル・チップ・チューン……って文字にするとカオティック度が凄いですな。一方、カップリングの“DYSTOPIA”は“TOKYO”を踏襲したサウンドながらグッと明るい印象。いわゆるボカロ曲然とした……というと語弊があるかもしれないが、エモーショナルなメロディーの忙しない展開が楽しい!