01. Try It Out(Try Harder Mix) / SKRILLEX & ALVIN RISK
ブロステップ人気の立役者であるスクリレックスが盟友のアルヴィン・リスクと共作した、彼の初フル作『Recess』にも収録の人気曲。冒頭のバトルをブリブリと盛り立てる!
02. Castle / AKLO
2014年の2作目『THE ARRIVAL』でさらに名を上げたラッパーは、英語と日本語の両刀使いで捲し立てるハスリング・チューンを提供。スラム街を仕切るボス、双角の登場シーンにピッタリとハマっている。
03. Tokyo City Underground / パスピエ
武器屋のマシューズのアジトで聴こえてくるのは、大胡田なつきの甘い歌声とニューウェイヴィーなサウンドで人気のバンドによるリズミカルなナンバー。彼らの最新作『幕の内ISM』にも収められた楽曲の英詞ヴァージョンだ。
04. MONSTER / DJ Fumiya
RIP SLYMEでの活躍はもちろん、2012年の初ソロ作『Beats for Daddy』でも思わず踊り出したくなる陽気でカラフルなサウンドを展開していた彼。今回はブリーピーなシンセが賑々しく躍るブレイクビーツで、ドローン(無人兵器)との戦いをアッパーに盛り上げている。
05. crosswind / tofubeats
昨年のメジャー初フル作『First Album』も記憶に新しいトラックメイカーは、不安げなコード感が印象的なダウンテンポ曲で、普段の彼の作風とは少し異なる一面を開陳。会話シーンにしっくりと馴染む、劇伴らしい楽曲に。
06. NOWHERE / Q;indivi+
ラヴソング縛りのミックスCD『アイのうた Bitter Sweet Tracks 2 →mixed by Q;indivi+』(ユニバーサル)も好評な田中ユウスケ率いるクリエイター集団は、柔らかな女声が降り注ぐ幻想的なバラードで、戦士たちの休息のひと時を演出。
07. Emergency / 80KIDZ
双角との緊迫感に満ちたバトル・シーンをさらに手に汗握るものとするのは、Ali&とJUNのユニットが書き下ろしたマッシヴなミニマル・テクノ。2014年作『FACE』にも繋がる90年代後半~2000年代初頭っぽい雰囲気もアリ?
08. RINGO / RAM RIDER
2012年作『AUDIO GALAXY-RAM RIDER vs STARS!!!-』以降もプロデュース活動に精力的なDJ/クリエイターは、得意のアップ・リフティングなエレクトロ・ハウスで、物語の転換点となる山場をドラマティックに色付ける。
09. Acceleration / nishi-ken
ケツメイシから武藤彩未、TEMPURA KIDZまでを手掛ける名裏方にして、配信シングルでソロ・デビューもしたばかりの彼。この曲は、緩やかなメロディーのシンセを敷いたミディアムからファンキーな声ネタも交えたアップへと変化していく、壮大なインストとなっている。
10. SPACE / CAPSULE
ニュー・アルバム『WAVE RUNNER』をリリースした中田ヤスタカとこしじまとしこのユニットは、ジョン・カーペンターを思わせる不穏なトーンのナンバーを提供。無機質に加工されたハーモニーが、近未来感を増幅させる。
11. You Make Me / androp
2014年作『period』でもダンサブルなグルーヴを人力で叩き出していたバンドだが、この曲では戦闘を煽るエレクトロニックな豪腕ダブステップに挑戦! 今後の活動にフィードバックされるのかも気になるところ。
12. Depth / 中田ヤスタカ(CAPSULE)
CAPSULEに続いて中田が登板した、書き下ろしのテーマ曲。ウォブル・ベースをタップリと響かせたへヴィーなサウンドに、どこか懐かしい気持ちを喚起させる和風のメロディーが重なり、重厚な余韻と共にエンドロールを飾ってくれる。