コラム

「アイドルマスター シンデレラガールズ」 時計の針が動き出す――スターを夢見るシンデレラたちの新しい物語!

 (C)BENI/PROJECT CINDERELLA
 
 (C)BENI/PROJECT CINDERELLA

 

 プロジェクトの発足から今年で10周年を迎える「アイドルマスター」。ゲームから始まって、アニメやコミックなどにも進出し、現在は世界観を共有する「アイドルマスター シンデレラガールズ」「アイドルマスター ミリオンライブ!」という2つのソーシャル・ゲームも展開。7月にはその3作品のキャストによる、埼玉・西武ドームでの2デイズ・ライヴを控える人気ぶりです。

 

 このたびDVD/BD化が始まった〈シンデレラガールズ〉のTVアニメは、100名以上のキャラが登場する原作ゲームから14名をメインに抜擢し、スターを夢見る彼女たちのアイドル活動を描く成長物語。監督は「アイドルマスター」のTV及び劇場アニメにも関わり、構図や背景などでキャラの心情を表現する演出に長けた高雄統子。花や時計などの小道具を使った心理描写が巧みに忍ばせてあり、観返すたびに新たな発見があるはずです。ライヴ・シーンも近年主流の3DCGではなく、2D作画で貫いている点に美学が感じられます!

高雄統子,大橋彩香 アイドルマスター シンデレラガールズ 1 アニプレックス(2015)

 

 もちろん音楽へのこだわりも相当なもの。劇中に登場するユニット曲は、ストーリーの中核を担う3人娘=new generationsの王道溌剌ポップを筆頭に、ダンサブルな哀愁歌謡から中二病的なシンフォニック・メタル、ハイテンションなテクノ・ポップまで多種多様。どれもキャラの個性を立たせる仕掛けが歌詞やアレンジに練り込まれ、聴くほどに愛着が深まることでしょう。

 なお、「アイドルマスター」からも新たなキャラソン・シリーズ〈THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3〉が始動。まず登場した3作品のなかでは、我那覇響の“Pon De Beach”がブラジリアン・ドラムンベースを下地にした爽やかな快曲でブチ上がります! やはり〈アイマス〉はおもしろい!

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