オランダ発のクロスオーヴァー・ジャズ・ユニット、スーベスの3作目。今回はアフリカや南米の音楽から受けた影響を反映し、重心の低いファンクにポリリズミックな音を乗せてかなりグルーヴ感を出してます。そういった新機軸が持ち前のジャズ・フィーリングに程良くマッチ。ハモンドやフルートの絡むジャズ・ファンクやラウンジーな歌モノなど、彼ら本来のレトロな洒落っ気も損なわれておりません。