ネットラップ経由でLOW HIGH WHO?からデビュー、とナードなイメージの強かったJinmenusagiだが、2015年春のDJ CHARI“Check It”におけるYOUNG HASTLEとY'Sとの共演、そこでのKOHHばりに直感的なフロウには意表を突かれた――なんて考えてたら自主レーベル第1弾となるこのアルバムの衝撃だ。Y'Sとの“TokyoTown”や『CONCRETE GREEN 13』にも収録された“Vans Ninja”での簡素なビート上を気怠げに泳ぐラップ&ラフなリリックはこれまでとあきらかにモードが違うし、自作を中心にDubbyMapleらが寄せたトラックのダークなムードはヴィンス・ステイプルズに通じる雰囲気も。GOKU GREEN、OMSB、SEEDAとの“IT'S ALL RIGHT”でもルーズなスタイルを誇示し、これは完全に化けた!
完全に化けた! JinmenusagiがOMSBやSEEDAら迎え、これまでとはあきらかに別モードで聴かせる自主レーベルからの衝撃作
インディペンデント業放つ