2003年に佳作『Javier』でメジャー・デビューするも雌伏の時を過ごし、2011年にオーディション番組「The Voice」で優勝して表舞台に帰ってきたハヴィエアコンコードに移籍した5年ぶりの新作は、アコースティック・ソウルというよりもカントリー風味の意匠を纏って解放感を漲らせるドラマティックな出来となった。アンダードッグズとの再会もありつつ、トミー・シムズジョシュ・ケリーを迎えて実直な美唱を聴かせる。