〈アメアイ〉出身の熊さんもこれで6作目。彼をヴァーヴに呼んだデヴィッド・フォスターのアレンジやエリック・ベネイの制作センスが光る本作では、名曲カヴァーを中心としたラヴソングを実直かつ優美に歌ってみせる。原曲のテディ・ペンダーグラスに対する憧れや、レイラ・ハサウェイと歌った“If This World Were Mine”などでのルーサー・ヴァンドロス気取りも最高潮。気品溢れるオリジナルのスロウ“Meant To Be”もいい。