壊れかけのテープレコーダーズのニュー・アルバム『SILENT SUNRISE』が7月6日にリリースされる。昨年は遊佐春菜(ヴォーカル/オルガン)の『Spring has Sprung』(レヴューはこちら)や、小森清貴(ヴォーカル/ギター)による『カトレア』とソロ作の発表が続いたが、バンド名義での新作も心待ちにしていたので実に嬉しいニュースだ。現在、来る新作の告知映像が2種類公開されているので、チェックしてみてほしい。
この映像で聴ける『SILENT SUNRISE』からの抜粋と思われる音の断片では、ノスタルジックなオルガンの音色や冴え渡る神々しいギター、粗っぽいガレージ感など、彼らならではの魅力が惜しみなく披露されており、結成9周年を迎えてコクの増したバンドの重量感ある演奏が確認できる。前作『broken world & pray the rock'n roll』(2014年)はロックンロール色の濃いアルバムだったが今回は果たして? ちょうど1か月後のリリースが本当に待ちきれない!