Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、7月6日~7月12日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
藍井エイル 『D'AZUR』 アニメ主題歌のアッパー・チューンから相川七瀬カヴァーまで表現力豊かに歌いこなす3作目
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2JAPAN
赤西仁 『Me』 直球のEDMから真摯なバラードまで貪欲に攻める自主レーベル設立後の初アルバム
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3JAZZ
古賀マリ 『パーフェクトブルー』 マイク・ロドリゲスら参加、NYの邦人歌手によるラテンジャズ・サウンドがご機嫌な初作
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4JAPAN
2WIN 『BORN TO WIN』 〈高校生RAP選手権〉チャンプの19歳双子コンビ、Zeebraプロデュースのデビュー作
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5JAPAN
人間椅子 「苦しみも喜びも夢なればこそ〈現世は夢~バンド生活二十五年~〉渋谷公会堂公演」 記念ツアーの千秋楽がソフト化
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6JAPAN
BAROQUE 『planetary secret』 コズミックなエレクトロニカ的意匠を施した2人体制での初アルバム
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7JAPAN
水中図鑑 『198X』 東京インディー界隈で独自の存在感放つ5人組、轟音オルタナ&人懐っこい歌心が魅力の初フル作
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8OTHER
「ヒップホップ・ドリーム」 鎖GROUPのボス=漢 a.k.a. GAMIが、少年時代~MSC結成の物語~往時のビーフなど赤裸々に綴った自伝
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9JAPAN
遊佐春菜 『Spring has Sprung』 住所不定ザ・ゾンビーズ子のプロデュース、壊れかけ紅一点ヴォーカルのソロ初作
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10JAPAN
町あかり 『ア、町あかり』 電グルの大抜擢で注目集めた平成生まれの昭和歌謡アイドル、中毒性たっぷりの快作
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11R&B / HIP HOP
オディッシー 『The Good Fight』 名仕事多数のビート職人が緩急自在のリズムにMCスキルも誇示するソロ作
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12JAPAN
taffy 『Darkle』 シャーラタンズのティムを魅了した日本人バンド、ブリット・ポップ×グランジの折衷感も完璧な新EP
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13JAPAN
Charisma.com 『OLest』 現役OLヒップホップ・ユニット、鋭い言葉とバウンシーなビートで攻めるメジャー初作
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14OTHER
「ジャズ・レディ・イン・ニューヨーク」 ヴィレッジ・ヴァンガードの女主人として現在も活躍するロレイン・ゴードンの自伝
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15POP / ROCK
ノヴェラ 『Land』 UKの男女5人組による初作は、ホラーズのジョシュアも参加したインディー・サイケ好きを虜にしそうな一枚
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16OTHER
「9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学」 大江千里のジャズ・ピアニスト修行に迫る感動の記録本
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17POP / ROCK
リミニャナス 『Down Underground:LP's 2009/2014』 ガレージ・ロックをベースに60s風味混ぜた楽曲揃う編集盤
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18JAPAN
藤岡みなみ&ザ・モローンズ 『はじき』 タレントでも活躍中のシンガー率いる3人組、サニーデイに通じる揺らぎ湛えた初作
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19POP / ROCK
セイ・ルー・ルー 『Lucid Dreaming』 リンドストロム製のスペイシーなディスコ・チューンなどクセ曲揃いの初作
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20DANCE / ELECTRONICA
ハーバート 『The Shakes』 前作『Scale』の続編的9年ぶり新作は全編歌モノのポップ&ダンサブルながら一筋縄ではいかない一枚
前週首位の赤西仁『Me』を抑えて1位に輝いたのは、「ソードアート・オンラインII」のオープニング・テーマ“IGNITE”や「アドルノ・ゼロ」のエンディング曲“GENESIS”をはじめ、人気アニメ/ゲームのテーマソングも盛りだくさんな藍井エイルのニュー・アルバム『D'AZUR』。ボーナス・トラックには相川七瀬“BREAK OUT!”のカヴァーも収録されており、アッパー・チューンからバラードまで表現力豊かに歌いこなす彼女のハイトーン・ヴォイスが堪能できる一枚です。3位には、NYで活躍するヴォーカリスト、古賀マリのラテン・ジャズ濃度高いファースト・アルバム『パーフェクトブルー』が入ったほか、壊れかけのテープレコーダーズのヴォーカル&オルガン奏者である遊佐春菜、現役OLによるヒップホップ・ユニットとして話題のCharisma.com、オーストラリアの美人双子デュオ、セイ・ルールーといった女性アーティストたちのアルバムがランキングを彩りました。
また、2WIN、人間椅子、BAROQUE、水中図鑑、taffyら国内アクトから、オディッシー、ノヴェラ、リミニャナス、ハーバードなどの海外アーティストまで、多彩な顔ぶれの作品がランクイン。名門ジャズ・クラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードの前オーナーの未亡人であるロレイン・ゴードンの自伝、大江千里のジャズ・ピアニスト修行の様子を追った記録本という、奇しくもNYにまつわる書籍2冊も注目を集めています。そんななか、レヴューの英訳を追加した藤岡みなみ&ザ・モローンズのファーストCD『はじき』が18位に再浮上。彼らが鳴らす日本ならでは中央線系サウンド(?)が、海外の音楽リスナーの耳にはどう響くのか……興味津々です。