全国のタワーレコードのスタッフが、己の〈耳〉と〈直感〉だけを基準に世間で話題になる前のアーティストの作品をピックアップし、全店的なプッシュに繋げる企画〈タワレコメン〉。これまで、相対性理論、cero、KANA-BOON、雨のパレード、D.A.N.、洋楽ではチャーチズやマーク・ロンソン、タキシード、スカイラー・スペンス、チャーリー・プースといった現行シーンの最前線で活躍するアクトをいち早く発掘しており、現在は月1回のペースでオススメのアイテムを紹介しています。Mikikiでは、そんなタワレコメンの選定会議に潜入し、作品の魅力を視聴コンテンツと共にお届け! 今回は6月度の洋楽編です!!
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タワーレコード本社にて行われたタワレコメンの会議。洋楽担当の腕利きバイヤーたちがオススメのアイテムを持ち寄り、会議室へ集まります。今回も何百タイトルという新作のなかから選ばれた、計11タイトルの音源を聴き比べ、熱い議論の末にタワレコメン・アイテムを絞り込みました。厳しい予選を勝ち抜いたのは……以下の2タイトル!!
2016年6月度〈タワレコメン〉洋楽編:選出アイテム
〈ストーン・ローゼズをもっとインディー寄りにしたような〉と推薦バイヤーが紹介したスペイン初の2人組、ロスト・テープスの初作『Let's Get Lost』がタワレコメンに! 90年代のマッドチェスター時に登場したバンドを彷彿とさせるダンサブルなビートに、ドリーム・ポップ的な清涼感漂うヴォーカルが重なったサウンドは、確かに2つの時代の旨味を融合させたかのよう。ユラユラと身体を揺らしたくなるグルーヴ感に、会議メンバーからは〈ローゼズの新曲“All For One”に満足できなかった人にこそ聴かせたい〉なんて問題発言も!
続いて、USアトランタ出身の5人組、イシューズの2作目『Headspace』がタワレコメンを獲得! 前作が全米チャート9位を記録と本国でブレイクを果たし、さらにUSツアーのオープニング・アクトをONE OK ROCKが務めるなど、日本でも注目が高まっています。よりメロディアスに仕上がった今作には、推薦バイヤーも〈トゥエンティ・ワン・パイロッツあたりのファンにも波及しそう〉と絶賛。〈スクリレックス×スリップノット〉という煽り文句が多くのリスナーを惹き付けたザードニックをはじめ、ここ数か月はヘヴィー/ラウド勢が好調な本企画ですが、その波をさらに大きくしそうな強力作です!
5月度の選考を勝ち抜いたのは上記の2作品! アイテムはいずれもリリース済みです。在庫状況は店舗により異なりますので、気になる方はお近くのショップへお問い合わせください。次回は2016年6月度の速報レポートをお届けしますので、お楽しみに!