またしてもこの季節……何度目の思い出になる?
平和嶌「1年が経つのは早いもんですね。ぼやぼやしてたら〈TOKYO IDOL FESTIVAL〉の季節が巡ってきました」
ピ~ス!久保田「進歩のない話を毎年してるのもアレだけど、まずは今年も無事に開催されて何よりって感じだね」
平和「無事に、どころか……校了前の6月15日の段階で192組がラインナップされてますから凄まじいですよ」
ピ~ス!「な~んと欅坂46の発表もあったからね。8月5、6、7日の3日開催になったから当然かもしれないけど、この時点で去年の154組を優に超えてるってわけか」
平和「ってことで物理的にアレなので、今年からはニュー・リリース中心にして……今月はひとまず6月後半~7月初旬に出るブツを優先的に紹介してます」
ピ~ス!「数が増えたぶん、割合でいったら一般リリースのない人たちもまた増えた感じなのかな」
平和「そうなります」
ピ~ス!「しかし、7年目か。初回の2010年から出てた人たちももうそんなにいないよね。バニビさんとでんぱ組.inc、アイカレ、あとアフィリア・サーガ・イースト、JK21、Starmarie、腐男塾、ぱすぽ☆……」
平和「当時の表記で言わないでください。今年は新井サマーのみが登場する東京女子流も初回出演組でしたね。あと……今年のTIFで解散するアイリスの2人もテクプリとして初回から出ていました。テクプリ自体も2013年のTIFがラストでしたし、いろいろ感じる人も多いでしょうね」
ピ~ス!「なるほど。いろいろな思いが絡み合うことで、また現場が熱く燃えるってことだね!」
ニュー・リリースをまとめて紹介!
ドリーミーなダンス・ポップ“君のオモイ届けたい”(2015年)、純邦楽テイストを忍ばせたこの最新シングルと、近作でもヴィジュアル・コンセプトに相応しいラヴリーな楽曲でキュンキュンさせてくれている〈お人形さん〉たち。今年で5回目となるTIFでは、さらなる新曲も聴ける……かな? *久保田
デビューから1年。ももクロ、エビ中、しゃちほこなどトリッキーな先輩グループより〈オンナナのコ度〉高めな楽曲とハツラツとしたキャラで魅力を浸透させてきた彼女たち。2度目のTIFもパワーアップ必至。びっちょり汗をかいちゃいましょう! *久保田
2月のデビュー・シングルがいきなりオリコン8位のヒットを記録し、〈Tokyo Girls' Update〉枠にてTIF出演を掴むなど、グループ名がハッタリじゃないことを証明している8人。この2枚目のシングルは桃井はるこが提供した現場映え必至の表題曲に、ユニークなカップリングを取り揃えた強力盤ですよ! *出嶌
〈Starmarie〉時代に初回のTIFに参加し、現体制になった2014年からは3年連続で出演を決めている5人組。TVアニメ「鬼斬」の主題歌に選ばれたこの最新シングルは、海外での公演も多い彼女たちに相応しく和のテイストをユニークに散りばめたもの。中毒性の高い佳曲です! *出嶌
結成10年を経て、7月の中野サンプラザ公演では川島海荷の脱退を控えており……ということで、こちらは2010年の“Cross Over”から先日の“愛 愛 愛”まで5人時代のヒット・シングルを完全網羅したメモリアルなベスト盤。その先の第一歩となる5回目のTIFでは、どんな勇姿を見せてくれるのでしょう? *出嶌
4度目のTIF出演を前に発表したニュー・シングルは、雰囲気を変えての両A面! 大森靖子の詞曲による“歯をくいしばれっっ!”は“愛の讃歌”っぽい導入から大森節が全開の快曲(編曲はサクライケンタ)で、アカシック作の“チャーミング勝負世代”は刹那的なロック・ナンバー。歌の対応力も光ってます! *出嶌
バウンス系からフューチャー・ハウスまでEDM路線を多様に推進してきた彼女たちは、昨年に続いてのTIF参戦。すでに〈CDからの卒業〉を宣言済みってことで、これが最後の紹介となりますが……この最新シングルはどことなくエスペシャルなディスコ・ハウスが最高に気持ちいいんです。 *出嶌
加入半年に満たないメンバーも含む新体制へと豪快に舵を切った現5人組。結成2周年のタイミングで届くこのセカンド・アルバムでは、初期の風変わりなスマートさと現在進行形の賑々しい泥臭さが隣り合ってポップな混沌を描き出すかのよう。初登場となるTIFでも独創的な歌世界を開陳してくれるはず! *出嶌
中学時代より地元長野と東京を往き来しながらタフな活動を続けてきた元気っ子。昨年夏よりタワレコのレーベル入りして注目度もさらに上昇し、今年はこのニュー・シングルを引っ提げて念願のTIF初出場! 会場での盛り上がりはサイコロまかせ!? ……いや~、良い〈目〉が出る予感しかしません! *久保田