シリル・ネヴィルを中心とした5人組の強力な新作だ。ジミー・ヴォーンの息子タイロンのギターが吠える“Where There's Smoke There's Fire”など、ガツンとした重量級のブルース・ロックが満載。なかでもステイプル・シンガーズ“I Wonder Why”のカヴァーは、南部人の血の濃さを感じさせる名演に。スティーヴィー・レイヴォーンの雄姿が脳裏に浮かぶ、ファンキーな出来の“Everybody Pays Some Dues”も燃える!