トニー・アレンカブ・カブとのコラボ作品でアフロビートに、UMOとの共演ではジャズに接近してましたが、この久々のソロ名義での新作はトニーの参加もあってアフリカ音楽色が強いものの、ジミ特有のモンドな香りも嗅ぎ取れる。北欧とアフリカの距離感がそんな臭いを漂わせるのか、絶妙な折衷具合がマジックを起こしてます。どこだかわからない場所へ連れていってくれる目的地不明感は物凄く貴重です。