前作『VIRGIN』と対を成す、バンド史上もっとも極悪な一枚だ。世の中に蔓延する悪行を〈KILLしたい〉と叫ぶアンセム“KILL KILL”をはじめ、セレブリティーの闇をストリングスが悲壮に彩る“WORLD FAMOUS”、アグレッシヴさは保持しながらブラスをフィーチャーしたファンク調や、レイヴィーなエレクトロニクスにラップ・パートも飛び出すナンバーなど、メンバー全員が作曲を担当。挑戦的かつ攻撃的な全7曲だ。