3人になっての試運転というか、いろんな意味で控えめだった前作から一転、ジャケ通りに満艦飾の8作目が完成。複数のプロデューサーと組み、ディスコ風からミュージカル調まで曲ごとにキャラの濃いアレンジで実験する。過去の作品を匂わせる曲もあったり、新作でありながらデビュー25周年の総括っぽい趣も湛えていて、肩の力を抜いて心が向くままに音楽作りを楽しむ彼らの足取りは、どんどん軽くなっている。