日本の才能によるディズニー作品への愛と感謝が、珠玉の一枚に実を結んだ!
今年に入ってからは実写版「美女と野獣」をはじめ、「モアナと伝説の海」や「カーズ/クロスロード」の日本公開が続き、ディズニー・チャンネルのオリジナル作品「ディセンダント2」なども含め、ますますフィルモグラフィーを厚くしているディズニー作品。そうやってコンスタントに作品が積み重なっているということはすなわち、また新たなディズニー・ソングの名曲たちが生まれ続けていることを意味してもいます。
そんな状況もあって、ディズニー名曲の数々を多彩なアーティストが多様なアレンジで届けてくれるカヴァー企画も相変わらずの盛況ぶり。昨年は夏のロック・フェスに合わせて人気バンドが集った『ROCK IN DISNEY~Season of the Beat』やクリスマス・シーズンに向けた『Disney Magical Pop Christmas』が続き、今年に入ってからも、ディズニー・プリンセスの名曲群にフォーカスした『ROCK IN DISNEY~Princess Songs』、人気ジャズ・バンドのfox capture planが全曲を手掛ける『ROCK IN DISNEY~fox capture plan』など、さまざまなスタイルの作品が続いているのはご存知の通り。そんななかでお目見えしたのが、ここに紹介する『Thank You Disney』であります。
今回は〈夢〉〈感動〉〈勇気〉に溢れたディズニー作品への愛と感謝を豪華な16組のアーティストが表現したもの。しかもエグゼクティヴ・プロデューサーとして全体を統轄しているのは、バーブラ・ストライサンドやマドンナ、マイケル・ジャクソンらを担当してきた名コレオグラファーであり、映画監督/演出家として高名なケニー・オルテガ。近年は「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」や「ハイスクール・ミュージカル」「ディセンダント」シリーズでも知られるエンターテイメント界の重鎮です。そんな大物の采配の下、世紀を跨ぐポップ・スタンダードの数々に個性的な顔ぶれがそれぞれ独自のカラーで敬愛を捧げ、ディズニー・ソングの世界に新たな魅力をもたらしているのは言うまでもありません。ここでは楽曲ごとにその愛の形を紹介していきましょう! *bounce編集部
ディズニー名曲カヴァー・シリーズの近作を一部紹介。