あなたがそこにいたから
スタジオジブリや松田聖子の名曲集を筆頭にさまざまなトリビュート企画が花盛りです!

VARIOUS ARTISTS 『スタジオジブリ トリビュートアルバム ジブリをうたう その2』 ビクター(2026)

 まず注目は、表題通りの『スタジオジブリ トリビュートアルバム ジブリをうたう その2』。前作同様に武部聡志のプロデュースで、大原櫻子の爽快な“風になる”を筆頭に、Penthouseや玉井詩織(ももいろクローバーZ)、にんじん(ロクデナシ)、のん × SOIL&“PIMP”SESSIONS、アイナ・ジ・エンドらが参加。薬師丸ひろ子による“いつも何度でも”、GLIM SPANKYの“ひこうき雲”がマッチングも含めて絶品だ。

VARIOUS ARTISTS 『永遠の青春、あなたがそこにいたから。~45th Anniversary Tribute to SEIKO MATSUDA~』 ユニバーサル(2026)

 また、そちらに花村想太と揃って参加した大野雄大(Da-iCE)をはじめ、GRe4N BOYZやREI & LIZ(IVE)、Daokoらが松田聖子の名曲を歌ったのが『永遠の青春、あなたがそこにいたから。~45th Anniversary Tribute to SEIKO MATSUDA~』。80年代〜20年代までデビュー時期の幅広い顔ぶれで構成され、FRUITS ZIPPERやSuietが溌剌と振る舞う一方で、中森明菜の“赤いスイートピー”、椎名林檎の“SWEET MEMORIES”の深みも光っている。

CHEMISTRY 『Still Shine -Her Songs, Our Harmony-』 ソニー(2026)

 さらに、その“SWEET MEMORIES”は、CHEMISTRYのデビュー25周年記念カヴァー集『Still Shine -Her Songs, Our Harmony-』でも取り上げられている。明菜の“ミ・アモーレ”など女性ヴォーカルの名曲に絞って既発曲を集めた企画盤で、新録モノではニーヨっぽい意匠で迫る安室奈美恵の“Baby Don’t Cry”とglobeの“DEPARTURES”にも注目したい。