レゲトンの汎用性の高さを基盤にラテン・ポップの王道を進む姿勢は2年ぶりのソロ作でも不変。相方のウィシンを迎えた“Como Antes”で冒頭から強烈にアピールする一方、甘さも見せるデンジャラスな懐の深さは硬軟自在だ。客演の布陣などで越境を狙わずとも、マルーマとのアトモスフェリックな“Solo Mia”、ルイス・フォンシと情熱的に迫る“Donde Estas”、DJルイアン製のトラップ“Explicale”など多彩な好曲が揃っている。