ウィシン&ヤンデルの片割れが10年ぶりにソロ作を投下! ダークなストリート感漲る重厚ビートがのしのし突進するなか、50セントとギラついた掛け合いを繰り広げる冒頭曲から名盤であることを確信しました。リッキー・マーティンJ.Loとブチ上げたエレクトロ・サンバも、ショーン・ポールとのフューチャー・ソカも、クリス・ブラウンピットブル客演のアイランド・ポップも、もちろん2000年代半ばの大ブーム時を思わせる模範的(?)なレゲトンも、主役のズル剥けな雄叫びですべて張り倒していく様に燃えます。呆れるくらいテンションが高く、こちらは頭からっぽで迎える以外になす術ナシ。ルーニー・チューンズらトップ・プロデューサーが加担し、進化を止めないシーンの現状がこの一枚に!