MAN WITH A MISSIONが楽曲提供、実写化映画「覆面系ノイズ」よりin NO hurry to shout;(イノハリ)がメジャー・デビュー

 コミック原作の実写化ロックムービーに心踊らされることは多い。名作「NANA」、「BECK」、「ソラニン」、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」など、そこからギターロック好きな音楽ファンが広がってきたことを僕は知っている。そんななか、テン年代を代表する〈片恋バンドもの〉作品、福山リョウコ原作によるコミック「覆面系ノイズ」の映画実写化が発表された(11月25日より全国ロードショー)。

 本作は、音楽に青春をかける高校生たちを描く〈片思いだらけの〉ラブストーリーだ。歌が大好きな少女ニノ(アリス)、彼女の初恋の相手であるモモ、ニノに思いを寄せるユズ(チェシャ)らの関係が描かれている。待望の実写化では、主演の中条あやみによる劇中バンド、〈イノハリ〉ことin NO hurry to shout;が、Sony Music Recordsより11月15日(水)にシングル“Close to me”でメジャー・デビューする。

 

 ロックバンド、in NO hurry to shout;のメンバーを務めるのは、紅一点のボーカリスト・アリス(中条あやみ)、ギタリストのチェシャ(志尊淳)、ドラマーのハッター(磯村勇斗)、リーダーを務めるベーシストのクィーン(杉野遥亮)だ。役中では、まだ高校生である正体を隠すため、眼帯と包帯で顔を隠して謎の覆面バンドとして活動している。もともと、楽器の初心者だった彼女たちは、映画出演を前に猛練習して上達。特に中条は徹底的にボイストレーニングを続け、眠っていた才能を開花。レコーディングではコーラスも中条自身が行うなど、その伸びやかな歌声は定評が高い。なお、本作の音楽監修はオオカミ・バンドとして人気のMAN WITH A MISSIONが担当。in NO hurry to shout;による注目の主題歌となる表題曲“Close to me”は、MAN WITH A MISSIONが書き下ろしたナンバーであることにも注目だ。