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インタビュー

MAN WITH A MISSION『MAN WITH A “BEST” MISSION』Jean-Ken Johnnyに訊く10年間の活動と現在、そしてこれから

MAN WITH A MISSION『MAN WITH A “BEST” MISSION』Jean-Ken Johnnyに訊く10年間の活動と現在、そしてこれから

10周年のアニバーサリー・イヤーを迎えたMAN WITH A MISSION。ヘヴィロック、メロコア、ヒップホップ、EDMなどの多彩な要素を取り入れたバンド・サウンド、高い演奏技術、爆発的なエナジー、エンターテインメント性を共存させたステージによって、いまや世界的な評価を獲得している彼らから、ベスト・アルバム『MAN WITH A “BEST” MISSION』が届けられた。代表曲“FLY AGAIN”“Emotions”、新曲“Change The World”などを収めた本作について、Jean-Ken Johnnyに訊いた。

MAN WITH A MISSION 『MAN WITH A “BEST” MISSION』 ソニー(2020)

――『MAN WITH A “B-SIDES & COVERS” MISSION』 『MAN WITH A “REMIX” MISSION』に続き、『MAN WITH A “BEST” MISSION』がリリースされます。数多くの曲のなかから17曲が収録されていますが、選曲の基準はどんなものだったのでしょうか?

「以前ニモベストアルバムトイウ形ノ作品群ハ出シタコトガアリマシタノデ、ソコトハ差別化デキルヨウニ。知名度ヤ知レ渡ッテイル楽曲ヲ選ンダノモ確カデスガ、自分タチノハイブリッドナジャンル観ガ見エヤスイモノ、コノ10年間ノ歩ミトイウ中デ音楽的ナ時系列ガ見エヤスイモノヲ選ンダ気ガシマス」

――“FLY AGAIN”“Emotions”はMAN WITH A MISSIONの代表曲であるのはもちろん、10年代以降のロックシーンを象徴する楽曲だと思います。この2曲に対する思いを改めて聞かせていただけますか?

「“FLY AGAIN”ニ関シテハ、10年前ノアノ当時デ、一番センセーショナルニコノバンドガウチ出セル〈ジャンル感〉ノ珠玉ノ形ノヒトツダッタンジャナイカナ、ト今振リ返ッテモ思イマス。音楽性ニオイテモビジュアル的ニモ、ピタリトハマッテイタノデハナイデショウカ。後ハ、ライブデタクマシク育ッテイッタ楽曲デアルイメージデスネ。物理的ナ体ノ動キ、ワカリヤスク言ッテシマエバ〈振リ付ケ〉ニヨッテ全員参加デキルコトデ楽曲ノ持ッテイル熱量ガ伝播シヤスク、本当ニライブ・プロモーションノ為セル楽曲ノ育チ方ダッタナァ、ト。

対シテ“Emotions”ハソレダケニ留マラズ、内省的ナ側面、スペクタクル感アフレルアレンジト相マッテ〈アレ? 狼タチコンナコトモ?〉的ナ印象ヲ激シクウチ出シテクレタ楽曲ナノデハナイデショウカ。センチメンタルナ、ソシテ、エモーショナルナ部分デノロックノ力強サヲ表現スルトイウ側面ニオイテ、コノバンドノポテンシャルト姿勢ヲ皆様ニ植エ付ケサセル決定打ノヒトツニナッテクレタ気ガシマス」

――さらに“Rock Kingdom feat. 布袋寅泰”“database feat.TAKUMA(10-FEET)”も収録。この2曲の制作時の印象的なエピソード、そして、MWAMが得たものを教えてもらえますか?

「TAKUMAさんトヤラセテイタダイタノガ初コラボ、ニナルノカナ。モノスゴクワクワクシテヤッテイマシタシ、ドコカデ、コノバンドシーンニオイテ10-FEETト一緒ニヤラセテイタダクコトノ〈叶ッタ〉感ガ半端ジャナカッタ記憶ガアリマス。ソンナニ大袈裟ナコトジャナイノカモシレナイケド、確実ニ自分達ニハソレガアッタ気ガシマスネ。布袋さんニシテモソウダッタシ、何ヨリ布袋さんハギタリストトシテ溢レテイル〈個性〉ヲ圧倒的ニ見セツケラレテイル気分デシタヨ」

――新曲“Change the World”は、まさに〈新たな始まりの鼓動〉が直接伝わるナンバー。非常にストレートなロックチューンですが、ベスト盤に新曲を収録した理由と、楽曲のコンセプトを教えていただけますか?

「新シイ盤ヲ出スニアタッテ、新シイモノガ追加サレテル方ガヤッパリ良イカナ、ッテグライノ理由デス(笑)。タダ、コノ楽曲ニナッテクレテ良カッタトイウ思イハアリマス。オッシャル通リ“Change the World”ハ非常ニストレートナロックチューンデ、10年ノ系譜デイウト何カ思イッ切リ新シイ側面ヲ打チ出シテイルワケデハナイ。デモ10年間ヤッテキテ変ワラズ提示シテイルメッセージ・姿勢ガ青臭ク、力強ク、ドラマティックニ鳴ッテイルコノ楽曲ガ、ベスト盤ノ1曲目デアリナガラ、ベスト盤ソノモノヲ要約シテイルヨウニモ聞コエマス。僕ラハ短イ活動ノ中デサウンド面ヤ表現方法ニオイテ色々ナ変化ヤ挑戦ヲ試ミテキテ、ソレハベスト盤ヲ通シテ聞イテモ垣間見エルト思イマスガ、実ハ根ッコデ言イ続ケテイルコトニハ大キナ変化ハナク、ムシロ愚直ナマデニ一貫シテイル気ガシマス。恥ズカシゲモナク、自分タチガロックミュージックニ抱イテイル幻想トモイエル理想、力強サ、美シサガ絶対ニ存在シテイテ、ソレヲ追イ求メテヤマズ、ソシテ、ロックミュージックガ自分達ノ世界ヲ変エテクレタコトト、我々ガ住ムコノ世界ノ何カヲ変エル力ガ同義デアルトモ信ジテイマス。音楽的二変化ハシタシ、進化モシタト自負スルコトハアッテモ、変ワラナイモノモアル。ウマク言エテナイカモシレマセンガ、ソレヲヒタスラ打チ出シテキタ10年間ダッタノカモ、ト」

――なるほど。セカンド・アルバム『MASH UP THE WORLD』でインタビューさせて頂いた際に、Jean-Ken Johnnyさんは「世界的ロックの存在感が低下している。その現状に抗っていきたい」と仰ってましたが、8年経って、いまのロックの現状をどう捉えていますか? また、そのなかでMWAMがやるべきこととは?

「中々大仰ナコトヲ言ッチャッテイマスネ。タダ、当時ニシテモ今ニオイテモ、ロックミュージックソノモノノ存在感ヤ説得力ガ失ワレテイルナンテ思ッテハイナイデス。タダ、今ノ世界デハ、情報ノ発信ノ仕方ダッタリ、ソコニ直結スルセールスノ影響力トイウモノニ起因シテ、昔ト比ベテモノスゴク細分化、局地化モシテイルノデ〈存在感〉ノ定義モヒトツドコロニハ置ケナイ気モシマス  。ソウイウ巨大ナ枠組ミニオイテモ、自分達ハ〈シッタコッチャネー〉ト抗ウヨウニ、ロックミュージックノ存在感、力強サガ変ワッテイナイコトヲ提示シ続ケルノカナト。欲ヲ言エバ、ロックミュージックハソンナモノヲ超越シタトコロニアッテ欲シイ、ッテ感ジデスカネ。サウンドアプローチ、表現方法ハ変ワッタッテイイシ、変ワラナクタッテイイ。根底ニアル魂ノヨウナモノガ変ワラズ響イテイテクレテイレバ」

――ライブに関しても聞かせてください。幕張メッセ、さいたまスーパーアリーナ、甲子園球場と、ライブの規模も拡大。個人的にはフジロックのグリーンステージも印象に残っていますが、ステージが大きくなったことで、MWAMの音楽性にはどんな影響がありましたか?

「大キナ会場デモ人ノ心ニ響クポテンシャルダッタリ、大勢ノ前デ演奏シテイル〈画〉ハズット想像シテイタリ信ジテイタリシタノデスガ、実際ニ立ツコトニヨッテソレガ自信ニナリ、確信デアルコトヲ再確認シテイル気分デシタ。ヤッテヤル、ヤレルコトハ知ッテイルツモリダケドネ……ホラ、ヤッパリスゴイデショ?ミタイナ(笑)」

――海外での活動も積極的に行っていますが、アメリカ、ヨーロッパなどのライブのなかで得られたものとは?

「世界中デ活躍スルアーティスト、モットイウト当タリ前ノヨウニ世界中デ鳴ッテイル音楽ノファンデモアリマシタシ、〈ヒトツドコロニ止マラズ、自分達ノ音楽モ同ジヨウニ世界中デ響クノダロウカ? 響クハズダ!〉トイウ想イヲ抱エテイタノハ確カデ。大小ハアレド、ソレニ対スル手応エト葛藤、ソコカラ出テキタ課題ガ一番ノ成果デスカネ。真面目ナ話デスケド。自分達ノ音楽ハボーダレスダト信ジテイマスガ、物理的ナ距離、イデオロギーヤ先入観、アッテハイケナイガ偏見ダッテ実際ニハ存在シテイル。ソレヲドウ乗リ越エルカ、ドウ変エテイクカ、ナンテコトモ考エナカッタ自分ガ、ソウイウコトヲ考エルヨウニナッタダケデモ大キナ変化ダトハ思イマス。実際コノバンドハボーダレスニ伝播スル〈素材〉トシテ、ナカナカ優秀デスシネ。真面目ナ話デスケド(笑)」

――非常に残念ですが、苗場での10周年記念イベントは中止に。ミュージシャンにとって先の見えない状況が続いていますが、この先の活動のヴィジョンを教えていただけますか?

「日本ダケデハナク世界中ガ直面シテイル今ノ状況ガモタラシタ良イ効果ハ、今マデノ仕組ミヤヤリ方ヲ思イ直スキッカケヲ作ッテクレタコトデアルヨウナ気ガシマス。元ドオリノ日常ニ戻ッテホシイデスシ、立テ直スコトニ力ヲ惜シマナイノハ間違イナイイノデスガ、一方デコノヨウナ状況下デモ乗リ越エラレル手法ヤアイデアヤ在リ方トイウモノヲモノスゴク考エサセラレタ時期デシタ。ソレハ元ノ世界ニ戻ッタトシテモ、ヒトツノ新シイ価値観トシテ生キ続ケテモイイノデハナイカ、ト。音楽ノ発信ノ仕方、ライブニシテモ配信ニヨル新シイ試ミデアッタリ。現実問題、インフラヤシステムト難シイ点ハ多々アッテモ、ヨリタクマシイ形ヲ考エルキッカケニモナッテイルナ、ト。変ワラズ音楽ハ作ッテイクシ、今マデト同ジ意志デモッテ活動ヲ続ケナガラモ、変化シテイク世界ニモ耐エウル力強サヲ模索シテイキタイト思イマス」

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