新ギタリストである西田一紀の加入が影響してか、楽曲のヴァリエーションの広がりが耳を引くメジャーからの2作目。彼らが得意とするライヴのメドレー感も冒頭から上手く落とし込まれるなか、アコギを使いながらボサノヴァの甘みとロックの爽やかさを混ぜ合わせた“Heart Beat”、硬質なビートの上でいい塩梅にドライなギター・リフが映える“Weekender”などがとりわけ新味と言える。踊らせ方はどんどん多様に。