タイトルからして肉体的な飢えを感じさせ、夜ダンのライヴ・バンドぶりも際立つミニ・アルバム。重心の低いビートやループするフレーズでグルーヴィーに攻めた“GIVE & TAKE”、鬱屈に寄り添うメッセージと煌めくホーン・アレンジの先に希望が見える“SMILE SMILE”がキャッチーに響く一方で、“empty boy”“insomnia” などでは彼らがコロナのムードに呑み込まれないよう必死に闘っている姿が思い浮かぶ。