結成からすでに80年以上経ったベルリン・フィル八重奏団。2013年、ベルリン・フィル第1コンサートマスターである樫本大進に、ヴィオラのグロス、ホルンのドール、ファゴットのビロンが加わった。その新体制で、ベルリン・フィル八重奏団が19年ぶりに《シューベルト:八重奏曲》を録音。2017年1月に東京オペラシティで収録された。ソリストとしても活躍するメンバーの集まりなだけに各人の卓越した演奏技術は当然のことながら、そのアンサンブルは息をのむ美しさ。それぞれの音がしっかりと主張しながらかつ溶け合いながら、表情豊かに描く。プロデューサーには、彼らを熟知しているクリストフ・フランケ。
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団 『シューベルト:八重奏曲』 息をのむ美しさのアンサンブル
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