フロントマンのソロ作も記憶に新しいノルウェーの人気グループが放ったこのニュー・アルバムは、胸のすくような疾走感で駆け抜ける初のセルフ・プロデュース盤。煌めくギターのアルペジオを軸とした珠玉のアンサンブルが、泣けるほど青臭く、そしてロマンティックだ。〈never young beachやヒッポー・キャンパスみたいな最近のギター・バンドっておもしろいよね!〉と感じている耳にはドンズバでしょう。