ジャック・テイタムのソロ・プロジェクトによる4作目は、アリエル・ピンクとの活動でも有名なヴァイオレンスのホルヘ・エルブレヒトをプロデューサーに据えた、西海岸の風が吹き抜けるネオAOR盤です。歌声こそモゴモゴしているけど、〈チルウェイヴ〉の括りで登場した頃とはまったく別種のクリアなサウンドが、汗ばむ残暑を爽やかなものへと変えてくれるはず! 80s流儀のキザな雰囲気を纏っているのもイイ!