シンセ・ファンクな試みも素晴らしかった前作から4年ぶりとなる待望のサード・アルバムです。ストーン・ローゼズ系のサイケ・グルーヴに、ブライアン・フェリーの近作にも迫る色っぽさを合体させ、ウォッシュト・アウトらの音世界をアップデート。テン年代後半の空気にぴったりマッチした、ポスト・チルウェイヴの新たな名盤と言えるでしょう。人生をひと休みしてメロウな逃避行に出てみませんか?
各メディアから年間ベストに選ばれた「ノクターン」から約4年! ついにドロップされたトム・モナハンによるプロデュースのWild Nothingの3rdアルバム。聴いて10秒、前作とはまた違う、彼の創り出す独特の雰囲気に引き込まれます! 今作は、美しさに一段と磨きをかかった現在の20代半ばになった彼のありのままが出た作品。ドラマーにピーター・ビヨーン・アンド・ジョンのジョン・エリクソン、ギターに、伝説のシューゲイザー・バンド、メディスンのブラッド・レイナー等が参加。インディー・ポップ、シューゲイズの見本となるような、希望に値する一枚だと思います。