パリの地下世界を騒がすクレッククレックブーム初のアーティスト・アルバムは、ダーティーバードモンキータウンとの交流もあるフレンチ・フライズの初作。ベース・ミュージックエレクトロの成分を強めに、デトロイト風のコズミックシンセや柔和なアンビエント、さらにはベルグハインに通じそうなハード・スタイルまで披露する芸達者ぶりで、レフトフィールドテクノの宝庫となっている。