アトランタの熊男から4年ぶりの6作目が到着。本人によるプロダクションとストロングなテナー・ヴォーカルは今回もインディー・ソウル愛好者の期待を裏切らない。特に楽曲のクォリティーは上がる一方で、2000年代のバッド・ボーイ産品を思わせるウェルメイドな楽曲群に、得意の南部マナーなバウンス曲も挿みつつソウルフルな世界を展開する。オーセンティックなR&Bイズムに浸れる、昨今では貴重な逸品。