タージ・マハールの愛娘ディーヴァがモテマから放った初スタジオ・アルバム。スコット・ジャコビーらの制作で、アンドレ・ハリスともペンを交えて父譲りのブルース感覚をベースに古風なソウルやロックをバンド・サウンドで歌うスタイルは、アデルとシリーナ・ジョンソンの中間を行くかのよう。アレン・ストーンと共演した“Turnt Up”も当然好相性。モンキーズ“Take A Giant Step”は父のカヴァーを意識したものだろう。