持ち前のアート・ロックな志向がさらに深化した新アルバム。エレクトロニカやテクノ、ノイズも散りばめて多層に織り上げられたサウンドから生じる予想外の音色とコード感は、聴き手を未知なる快感へ誘うだろう。 Mr.Childrenばりのメロディーメイカーぶりを発揮したポップソングがある一方で、坂本龍一を彷彿とさせるアヴァンなピアノ曲が増え、全編を通して美しいコントラストを描いている。
6人体制になって初のEP『視線』や、2曲の配信シングルとタワレコ限定シングルを経ての3枚目のアルバム。文字通りリスナーを光の中へと連れて行ってくれそうなマーチ“光の中へ”を始め、EDMやダンス・ミュージックを元にした楽曲たちが、より美しく、より整然と立ち並ぶ。