KYONO名義では初のソロ作は、AIR JAM世代には言うまでもなく鳥肌の立つ仕上がりだが、それ以降の若者たちにも本作を通じて〈本物の凄み〉に気付いてほしい。MAH(SiM)、JESSE(RIZE/The BONEZ)、Tokyo Tanaka(MAN WITH A MISSION)がヴォーカルで参加しているので後追い世代も手に取りやすいはずだし、この熱い狂騒にまみれるチャンスを逃さなければ、何がきっかけでも構わない。ほんのりレゲエ風味が入っていたりとゲストの活かし方も抜群に上手く、痺れるポイントはたくさんある。もちろん、KYONOの空を切り裂くようなシャウトとバキバキのデジタル・ハードコアが爆発力を伴ってキャッチーに舞う瞬間が何より最高! 壊しては開拓する。その刹那的な生き様に感じるものは多い。