グラミー選考委員も感服した“Don't Go Breaking My Heart”をはじめ、BSBの魅力をグッと凝縮した6年ぶりの新作。ファンクやR&BからEDM、カントリーまでを取り揃え、スウィート&キャッチーなポップネスで唸らせる。ショーン・メンデス、アンディ・グラマー、レイベル、ラウヴなど若手の男性シンガー・ソングライター陣を共作者として味方に付け、ステレオタイプスやスチュワート・クライントンら売れっ子プロデューサーを多数起用。ペンタトニックス仕事で名高いベン・ブラム製のアカペラ曲では、コーラス・グループとしての本領も遺憾なく発揮している。80回に渡るラスヴェガスでの懐メロ公演を経て原点回帰を図りつつ、新境地を開拓した強力盤。18年ぶりの全米1位も納得だ。