キャロル・キングの全盛期、1973年7月15日のモントルーでのライヴを収録したライヴ映像/音源。70年代の前半のキャロルは71年に大傑作『つづれおり』を、同年に『ミュージック』、さらに72年に『喜びは悲しみの後に』、本ライヴ映像/音源と前後するが、73年には 『ファンタジー』と矢継ぎ早に傑作を発表。そのキャリアの全盛期を捉えたのが本作だ。前半の5曲を弾き語り、それ以降はバンド編成の演奏になるが、収録された18曲は《イッツ・トゥー・レイト 》《君の友だち 》《ナチュラル・ウーマン 》と有名曲ばかり。『ファンタジー』からの選曲が目立つ素晴らしい内容だ。