またまた13か月ぶりというスパンでニュー・アルバムが登場。会場限定リリースなどで先行した音源も含め、KOTOやTOKYO喫茶、小桃音まいらに提供してきた楽曲のセルフ・カヴァーを中心とする構成はここ数作の流れを踏襲したもので、筑田浩志らしさ満開なディスコの表題曲をはじめ、可憐な美人声がエレポップやフューチャー・ベースなどの色鮮やかな意匠によって優美に躍動する。ラストの合唱曲カヴァー“春に”も絶品。