ルー・バーロウ率いるセバドーの新作は前作から実に6年ぶり。しかし、その前作が14年ぶりだったんだから活動は案外、順調かも!? しかも、演奏はグランジー。円熟のポップ・メロディーを王道のアレンジで聴かせる気がこれっぽっちもないところも含め、90年代半ば頃の彼らを彷彿とさせる。スタートからおよそ30年、ここにきてギアが切り替わった印象も。全16曲とムダに曲数が多いところも彼ららしい。