新たに4人体制となって初となる4枚目のニュー・アルバムは、日本人としてのアイデンティティーを突き詰めた強力作だ。雅楽の管楽器をフィーチャーしたりと、随所にオリエンタルな旋律を織り込んでいる。従来の暴虐なメロデスはそのままに、サバトンやチュリサスなどのヴァイキング/フォーク・メタル好きにもアピールし得るオリジナリティーの高い楽曲が並ぶ。ボートラにはX JAPAN“Foever Love”のカヴァーを収録。