昨年の初ソロ作も話題を呼んだ高岩遼がフロントに立つ5人組の新作は、初のEP。4曲入りながらアクの強さは従来以上で、強力なまでの暑苦しさに包まれている。アニソンの主題歌チックな派手派手でイケイケな音作りも痛快だが、随所において90年代のJ-Popバンドへのシンパシーが露になっているところがミソで、キャッチーでポップなメロディーが光りまくり。エレカシか!?ってイントロの“Don't Let It Go”が最高。