クラシックをバックグラウンドに持ち、映画のサントラも手掛けるUKの才女が作り上げたシンセ・オリエンテッドでオーケストラル・ポップなダンス・ミュージック・アルバム。バンド・サウンドで聴かせるフロアライクな歌モノからクラシックの電子音楽版と言えるインストまで、それぞれ閃きに満ちた多彩な全11曲をインディー・ポップ然とした意匠にまとめた、ある意味でのキャッチーさがいちばんの聴きどころと言えそうだ。