コラボに対してオープンになったとかでドッとゲストが増えるも、連綿と続く心地の良いビートと陶酔を促すサウンドスケープに変化はなく、一歩間違えたら異世界へと導かされそうな雰囲気の5年ぶりアルバム。スーダン・アーカイヴスやアナ・ワイズとのディープな邂逅もいいが、白眉はパンダ・ベアとの“Studie”で、彼の口から漏れる甘美なメロディーの裏では音が歪み、三半規管が揺れるよう。
ティーブス 『Anicca』 ゲストが増えるもビートとサウンドスケープに変化はなく、一歩間違えたら異世界へと導かされそうな雰囲気に
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